トップ > 活動記録 > 提出文書 > 墨田区長あて公開質問状(第2回)と回答、意見交換

 新東京タワー(すみだタワー)を考える会は、2006年6月7日、墨田区長あてに2回目公開質問状を郵便で提出しました。
 墨田区からは7月21日付の回答文が、郵便で返送されました。
 この回答文などにつき、8月9日に墨田区役所におじゃまして、意見交換を行いました(区側は担当課長ら2名、考える会側は4名)。
 ここでは、公開質問状の質問項目ごとに、質問内容、回答内容、および、意見交換の概要を掲載します。なお、意見交換概要については、内容ごとにまとめたため、実際とは発言順が異なっている箇所があります。
 1.メリットとデメリットについて

【区への公開質問状】

 前回いただいたご回答で、貴職は新タワーのメリットの一つとして「上野・浅草とともに墨田区に世界的観光地が誕生することになり、首都圏はもとより日本各地、さらには世界中から観光客が訪れ、地域の活性化に大きく貢献するものと考えます」とお書きです。
しかし、東武鉄道のホームページによると、新タワーに付属して「商業モール」が建設されます。この商業モールをはじめ、タワー周辺地区において、大手資本によるショップ、レストラン等の進出が相次ぐことなどが予想され、地元商店街に脅威を与える恐れが大きいと考えます。
 また、安島博幸・立教大学観光学部教授は、「新タワー候補地に関する有識者検討委員会答申」の中で、候補地だった他の場所と比べて墨田区が優位であると結論づけつつも、「新タワー自体を目的とする来訪者は、限られたものであり、その数は、比較的短い時間で減少していく。タワーの新規性に頼るのは大変経営的なリスクが大きいと言わざるを得ない」「安定した入場者が期待できるのは、新タワーが場所のシンボルとして古典化あるいは社会化した時であり、相当の時間を要するであろう」「それまでの期間を持ちこたえる戦略が重要である」等と書き、新タワーによる観光客の集客が、たいへんな困難を伴うことを強調しています。
 これらを考えると、新タワー建設が、現在の地元に与える社会的・経済的インパクトは、必ずしも「地域の活性化」というプラスの方向へ働くという保証はないと思われますが、いかがでしょうか?
また、タワーを誘致する地元への社会的・経済的インパクトについて、リスク面も含めた地元住民への情報提供や、それに基づいた協議・意見交換等は、十分に行われたとお考えでしょうか。

【区からの回答文】
 地域の活性化については、これまでどおり新タワー建設が、観光まちづくりへの波及や産業分野等の活性化につながるよう、各分野の方々と連携とをとりながら区民の皆様のご理解を得て進めていきたいと考えております。
 また、地域住民への情報提供については、新タワーの建設候補地として決定したことから、地元や各種団体等で組織された建設推進協議会をはじめ、広く区民の皆様へお知らせしていきたいと考えております。

【意見交換概要】
デメリットの認識
 新東京タワー考える会(考える会) 回答はいただいたが、質問状では具体的に質問しており、それに即して、もう少し説明をお願いしたい。
 墨田区新タワー・観光推進課(タワー課) デメリットはあると思う。環境問題、交通渋滞や車の排ガス、観光客によるごみ、日照、風害、電磁波の問題も、認識はしている。

グランドデザイン
 考える会 (墨田区が7月に公表した、新タワー周辺地区の整備開発構想である「押上・業平橋地区まちづくりグランドデザイン中間のまとめ」について)これは住民に説明したか。
 タワー課 7月18日に区議会特別委員会で内容を説明して以来、8月8日までに、町内会向け4カ所と、新タワー建設推進協議会で説明した。その他、商店街、町会自治会連合、中小企業同友会などからの依頼で、説明してきた。
 考える会 集まった人数は?
 タワー課 それぞれ約50〜200名。
 考える会 説明した時間は?
 タワー課 約25〜30分。

経済効果
 考える会 質問状にも示しているが、新タワーが出来て、初めは人がいっぱい来るかもしれないが、そのうち話題性が薄れると、経済効果はあまり期待できないと、専門家が指摘しているが。
 タワー課 その意見は当然だと思う。だから、土地区画整理のエリアの中には、新タワーだけでなく、いろいろなアミューズメント施設や、商業施設などが出来るだろう。それは、区画整理組合が今後、設計していく。墨田区としては、このグランドデザインに基づいた街づくりをしていこうよと、構想を示しているわけだが、区は地権者ではなく、あくまでも東武鉄道を主体とした土地区画整理組合が決めていくこと。区として「こういうものを造ってくれ」と言う立場ではない。
 考える会 誘致したのは区なのだから、誘致の結果には区として責任を負わなければならない。
 タワー課 責任を取るからこそ、グランドデザインの案を作った。
 考える会 これまでも、開発プロジェクトが期待通りの経済効果をもたらさず、かえって膨大な借金が残ったり、開発地区近隣がかえってさびれてしまったなどの失敗例は、全国各地にたくさんある。
 タワー課 東武鉄道も民間の事業者なので、むしろ彼らがこの事業を成功させないと、会社のこれからに関わる。民間の智恵で、必ずや、地域への波及効果が生まれるような、このエリアの開発をしていくと、われわれ信じているし、そういう方向で、行政としては強く申し入れていく。
 考える会 東武鉄道と心中するということになりはしないか。
 タワー課 土地区画整理組合が、新タワーのエリアにどのような商業施設などを造るのか、われわれは知らない。それが決まれば、どのぐらい人が集まるかも言えると思う。今の時点で(経済効果について)具体的な数字は出せない。民間の研究所が出した数字(第一生命経済研究所が「年間473億円の経済効果」と試算)をもとに、まあ、こういう経済波及効果があるだろうということしか、今の時点では言えない。
 考える会 具体的な数字を示せと言っているのではなく、本当に経済的にメリットがあるのかという、根本的なことを尋ねているのだが。
 タワー課 (グランドデザインの説明会でも)「経済効果があるかどうか検証したらどうか」という意見はなかった。
 考える会 だいたい住民は、開発はうまくいくと期待するものだ。リスクもあることを区も自覚して、住民にもそういう説明をした方が良いのでは。
 考える会 経済効果の試算は、第一生命経済研究所しか出していないのか?
 タワー課 今のところ、そうだ。
 考える会 区が調査をする予定は?
 タワー課 区として検討すべきとは認識している。ただ、私の口から今、確約するような言葉は言えない。
 考える会 経済効果の根拠があいまいでは?
 タワー課 では、どういう数字を期待してるのか?
 考える会 初めの計画段階から、まちづくりについて区民も含めて進めていくべきだった。タワーで、周辺地区の一部は潤うだろう。しかし、少し離れた商店街はどうなのか。

道路渋滞
 考える会 アクセス道路の渋滞問題は?
 タワー課 今、交通解析している。
 考える会 いつごろ公表される?
 タワー課 事業者がやっている。公表がいつになるか、まだ、われわれも分からない。しかし、観光バスが増える分、今(生コンメーカーに)来ている1日500〜600台の大型の生コントラックが出て行くので、まあ、変わらないのでは、という見方もある。ただ、一般の方の車は、増える可能性もある。
 考える会 観光バスと大型トラックは、全然違う。
 タワー課 警察とも協議を進めていって、警察からの指導はあると聞いている。

 2.建設費について

【区への公開質問状】

 いただいたご回答で、貴職は「基本的には区の財政負担はありません」とお書きです。
 しかし、その後、新タワー会社への出資を区が検討している旨、報道されております。区として出資する方針でしょうか。
 また、新タワー建設費を負担しないというお考えは、現在も変わらないでしょうか。

【区からの回答文】
 新タワー建設に当たり基本的には区の財政負担については、これまでどおりと変わりありません。
 また一方では、区としても新タワー事業に対して出資をすることで一定の発言権を確保することも必要ではないかと考えておりますので、今後、区として新タワー事業に出資する場合には、区民を代表する区議会に諮り理解を得るなど、適切に対処していきたいと考えております。

【意見交換概要】
(特になし)

 3.スケジュールについて

【区への公開質問状】

 新タワー建設地の決定を受けて、今後のスケジュールをお示しください。

【区からの回答文】
 新タワー建設事業については、新東京タワー株式会社が民間事業として行うものです。従って、新タワー建設の具体的なスケジュールについては、区としてお示しできる立場にないことをご理解ください。ただし、事業者に対しては、区として適切な対応を指導していきます。

【意見交換概要】
(特になし)

 4.環境アセスメントについて

【区への公開質問状】

 環境アセスメントについて、スケジュールや、検討項目、区としての姿勢について、詳しくお示しください。

【区からの回答文】
 3でも回答したとおり、新タワー建設についての事業計画が確定していないため、環境アセスメントについては関係機関と協議中で詳細は決まっておりません。
 新タワーが及ぼす周辺地域への様々な影響等については、区として関係機関と連携を図りながら適切に対応していきたいと考えております。スケジュール等具体的な内容については、事業者から報告を受けたうえで、区民の皆様にお知らせいたします。

【意見交換概要】
 タワー課 環境アセスメント(アセス)については、一つ事情がある。今回のグランドデザインでは、タワー敷地周辺の「T街区」を2分割にした。従来は、3分割だった(業平橋駅近くの商業施設の敷地、タワーの敷地、押上側のビルの敷地、の三つ)。その3分割のうちの一つ、タワーの敷地だけで考えると、都条例に基づく環境アセス(条例アセス)の対象にならない面積なので、(条例に基づかない)自主アセス(準アセス)になると、前回説明した。しかし、タワーと隣の商業施設の一体性を考えたほうが良いという考え方もある。そこで2分割にすると、面積が条例アセスの対象になる。条例アセスになったら、われわれでなく東京都が担当する。ただ、東京都のアセスになっても、地元市区町村長は協議に関与できるはず。まだ確定ではなく、東武鉄道は、そのまま自主アセスでいくかもしれない。
 タワー課 今説明した都市計画上の問題だけではなく、これだけ大きなタワーを建てるうえで責任を果たす意味でも、東武鉄道に、きちっと条例アセスを受けてほしいとの考えを込めて、グランドデザインでは2分割とした。
 考える会 自主アセスか、条例アセスかは、いつごろ結論が出るのか?
 タワー課 土地区画整理組合の計画がででないと…。スケジュールから考えて、年内か、年度内でないと間に合わないのでは。

 5.景観について

【区への公開質問状】

 いただいたご回答で、貴職は「新タワーの実現は、一方で景観に大きな影響を与えます」としたうえで、「新タワー(仮称:すみだタワー)のデザイン(フォルム)は、日影や風害に配慮したシンプルなデザインとしているとのことですが、今後、各方面の意見も参考に検討していくとしています」とお書きです。
デザインや景観等について、建設地決定以降、現在までの「検討」状況について、また、今後の予定について、お示しください。
さらに、住宅密集地に高さ600m級のタワーが建つことによる周囲への圧迫感や、日照・風害については、デザイン(フォルム)の工夫等で解消されるのか、私たちは疑問を感じざるを得ないのですが、いかがお考えでしょうか。

【区からの回答文】
 デザインについては、7月4日から東武鉄道株式会社は、現在公表しているデザインをベースに住民の方々からアイデア、ご意見を募集し、専門家の意見を踏まえデザインの発表を本年末に予定しているとのことです。また、日照や風害についても住民の方々のご理解が得られる開発にしたい旨聴いております。
 区としましても、日照・景観等の影響等については、関係機関と連携を図りながら適切に対応していきたいと考えております。

【意見交換概要】
 考える会 ヨーロッパでは、エッフェル塔以来、タワーはできていない。大きい物を建てた時の圧迫感、都市景観への影響を心配している。
 タワー課 デザインは、回答にも書いたが東武が意見を募集し、建築家の安藤忠雄先生と、彫刻家の澄川喜一先生に監修をお願いしている。
 考える会 タワーの模型やデザイン画は当然作るだろうが、三次元のCGを作って、この地域の人が見たらどう見えるかというシミュレーションが出来るようにして、地域住民の意見を聞くことが必要ではないか。
 タワー課 う〜ん。
 タワー課 景観についても、環境アセスで検討することになる。

 6.電磁波について

【区への公開質問状】

 いただいたご回答で、貴職は「総務省の『電波防護指針』による基準値を遵守することにより、安全性が確保できるということが、世界保健機構や国際非電離放射線防護委員会等の国際機関の共通認識となっていると考えております」と、お書きです。
 しかし、現在の電波防護指針は1980年代の古い文献を元に定められました。携帯電話等、マイクロ波の健康影響に関する研究は近年増えていますので、最新の研究例の考慮が必要です。
 また、世界保健機構も、電磁波による健康影響について、「予防原則」に基づいた指針を打ち出す方針である旨、報道されています。
 1996年12月にオーストラリアのブルース・ホッキング博士が、シドニー郊外の放送タワー周辺の小児がんリスクの疫学調査を発表しましたが(ホッキング論文)。その結果、白血病リスクが1.58倍で有意と出ました。シドニーの放送タワーの出力は現東京タワーの10分の1です。
 以上を踏まえ、地元住民の健康を守るため、環境アセスメントに電磁波による影響を含めるべきだと私たちは考えます。貴職のお考えをお聞かせ下さい。
 また、電磁波の環境アセスメントは前例がないものと存じます。私たち市民や、私たち市民が推薦する専門家を、調査やその手法の検討等に加えさせていただきますよう、お願いいたします。

【区からの回答文】
 電磁波による人体への影響について多種多様な研究結果があります。現段階では人体に影響があるか不明ですが、区としては、総務省の「電波防護指針」による基準値を遵守することにより、安全性が確保できると考えております。
 また、環境アセスメントについては、4で回答したとおりになります。なお、貴会推薦の専門家の審議会への参加については、第三者による環境評価の観点から困難であると考えます。

【意見交換概要】
環境アセスの必要性

 考える会 (誘致競争で、すみだタワーに負けた)さいたまタワーの場合は、電磁波問題について市民団体や学者からの意見を受けて、環境アセスに電磁波も含めることになっていた。
 タワー課 前回言った通り、われわれとしても、電磁波に関しての環境アセスは必要だという認識はある。

環境アセスの人選
 考える会 区からの回答で、「貴会推薦の専門家の審議会への参加については、第三者による環境評価の観点から困難であると考えます」の意味は?
 タワー課 区がアセスを行う(準アセス)場合、区で審議会などを設けたときに、当事者の参加は受け入れられないという意味だ。
 考える会 私たちを入れろということではなく、専門家を入れてほしいと言っているのだが?
 タワー課 第三者的な人を入れたい。
 考える会 第三者は、どうやって選ぶのか?
 タワー課 われわれはノウハウがないから、東京都から聞くとか。
 考える会 そうすると、総務省の電波防護指針の設定にたずさわっている方が選ばるのか?
 考える会 日本の総務省が決めた規制値は、非常に甘い。外国の一番厳しい基準値と100万倍の差がある。日本の電波防護指針は1000μw/平方cm(1mw/平方cm)だが、オーストラリア・ウロンゴン州は、0.001μw/平方cm。この差が100万倍ある(単位は電力密度)。
 考える会 フランス、中国などの指針値と比べても、日本はずっと高い。
 タワー課 その電力密度で、人体に影響があると確定したものがあるのか?
 考える会 確定したものは出ていない。日本の指針値は、電磁波の「熱作用(電子レンジのように電磁波が温度上昇をもたらす作用)」による健康被害等を防止するためのもので、「非熱作用(より弱い電磁波による温度上昇を伴わない諸々の作用)」よる健康被害に関しては、今、論争中だ。だが、確定していなくても健康被害予防を重視しようという「予防原則」に基づいて、厳しく規制している。日本には、この予防原則という発想が全然ない。
 考える会 日本の指針値は諸外国と比べても極端に甘いのだが、その指針値は、いわゆる「第三者」的な専門家が作った。そうでない立場の人、いろいろな立場の人から意見を聴くべきではないか? 東京都に意見を聞くのはいいが、東京都だけでなく、区民にも聴いてはどうか。われわれだってNGOの一つなのだから、われわれだけで問題があるのなら、われわれも含めていろいろな関係方面の意見を聴きながら、環境アセスの人選や手法を決めていくのが当然だと思う。これが電磁波について初めて行われるアセスになるのだから。
 タワー課 趣旨は理解する。ただ、確約はできない。
 考える会 今はNGOの時代だ。いろいろな国際会議でも、各国政府と並んでNGOが入ってる。

環境アセスの対象地域
 考える会 環境アセスの対象エリアが、タワー周辺だけになってしまうことを危惧している。昨年12月に現タワーがデジタル波の出力を上げてから、タワーの1.5km以内には近づけなくなったというような電磁波過敏症の方などが増えている。
 考える会 私が住んでいるのは、新タワー予定地から3〜4kmの所。区としては、少なくとも環境アセスの範囲を墨田区内全域にしてほしい。
 タワー課 条例アセスの対象地域は決められている。従来の環境アセスの考え方では、開発プロジェクトの地域だけだと思う。電波が届く範囲は広いので、当然、区としても提案していくしかないのかなとは思うが…。
 考える会 本来は、関東平野の全部を調査対象にすべき。少なくとも、墨田区だけは、お願いしたい。そうでないと、私は区外に転出することも考えなければならない。

 7.その他


【意見交換概要】
地震
 タワー課 地震対策については、深さ35mにある強固な東京礫層に杭を打ち込んで、なおかつ、永久アンカーを真ん中に通すので、非常に強固なものになると、建設推進協議会で説明されていた。
 考える会 地震の先生で、隅田川から東側のほうは、下まで打ち込んでも危ないとおっしゃる方がいる。
 タワー課 支持層まで打ち込むので、さいたまに建てようがどこに建てようが、どこでも同じだ。ただ、長周期地震動の秒数に共振すると倒れやすくなるので、それをはずすよう設計されると説明されている。

水害、落雷
 タワー課 建設地は0m地帯なので、問題になっているのが水害で、川があふれて水浸しになって放送の役割を果たせなくなったらどうするのかという心配がある。タワーの施設は上にあるが、タワー以外のものも上にしようと、タワーの隣に整備する防災公園をグランドレベルではなく、少し高くしていただきたいと考えている。
 考える会 広場だと、落雷はどうか。
 考える会 高いビルで避雷針を作ると、落雷は人間には落ちないが、地電流も含めて、その周辺の家庭電化製品が壊れる。そういう被害が、新タワーの周辺で起きると思う。
 タワー課 それは参考にさせていただきたい。

地上波デジタル放送
 考える会 新タワーを造らなくても、デジタル放送は可能だ。現タワーや、ケーブルでも可能だ。
 タワー課 現タワーの周りに200m級の建物が十何個あり、その後ろの人たちに電波が届いていない。ケーブルを引くのには金がかかる。
 考える会 ケーブルはほとんど出来ている。それをどう使うかの問題。
 タワー課 ケーブルを使わせてくれるかどうか分からない。
 考える会 アナログ放送が2011年7月から見れなくなることを、まだ相当数の人が知らない。
 タワー課 説明会でも同様の意見があったが、その一方で「われわれ高齢者こそ、双方向放送の恩恵にあずかれる」という意見もあった。
 考える会 双方向には電話代がかかることを、皆さん知っているのか?
 考える会 単純なアンケートなどは別として、何十万、何百万の視聴者とテレビ局との間で、双方向なんてあり得ない。
 タワー課 ご指摘のように、双方向はないかもしれない。しかし、私は江東区民だが、一般人としての感覚から言うと、新しい技術や家電が生まれれば、生活の仕方が変わってくる。携帯電話の普及で、いろいろなサービスが出来た。そういうことが、デジタル放送についても、大いにあり得ると思う。
 考える会 私も仕事で必要なので、携帯電話を使っている。リスク(危険性)とベネフィット(利益)を考えたうえで、一人一人が選択をすれば良い。しかし、リスクの部分について、日本では公開されていない。危険性が指摘されていれば、予防原則に則って、みんなに知らせていく必要がある。

討論会
 考える会 今度、市民の前で討論会みたいなものを出来たら良いと考えているが、来ていただけるか?
 タワー課 う〜ん。
 考える会 検討してください。

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