新東京タワー(すみだタワー)を考える会 メールマガジンバックナンバー

No:17 発行日時:2008年2月12日0時4分25秒
タイトル:新東京タワーを考えるメルマガ[Vol.17]
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 新東京タワー(すみだタワー)を考える会 
 ★ メールマガジン Vol.17 ★
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【内容】
1.都の審議会部会が答申案をまとめました
2.ウェブサイトを更新しました

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1.都の審議会部会が答申案をまとめました
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 新東京タワー事業(業平橋押上地区開発事業)についての都条例に基づく環境影響評価(環境アセスメント)について、都知事の諮問を受けて環境影響評価書案を審議していた東京都環境影響評価審議会第二部会が2月6日、“審査結果”をまとめました。
 「本事業の評価書案における調査、予測及び評価は、東京都環境影響評価条例及び同施行規則に定める環境影響評価項目については、おおむね「東京都環境影響評価技術指針」に従って行われたものであると認められる。
 なお、環境影響評価書を作成するに当たっては、次に指摘する事項について留意するとともに、関係住民等が一層理解しやすいものとするよう努めるべきである」(審議会第2部会配付資料のうち資料3の1頁)
 …というのが“審議結果”であり、今月27日開催の同審議会で、正式に都知事への答申となるようです。

 私はこの事業を通して初めて環境影響評価というものの成り行きを追っているのですが、環境影響評価とは不思議な制度だと、つぐづく思わされることが多いです。
 「おおむね「東京都環境影響評価技術指針」に従って行われたものであると認められる。」とのことですが、「技術指針」とは「対象事業の実施が環境に及ぼす影響を明らかにするために必要な調査等についての項目、方法、範囲その他の事項」です(条例10条)。環境影響の予測の方法・ルールを決めたのが「技術指針」であると言えそうです。
 つまり、この新タワーの環境影響評価は「おおむねルール通りに調べられた」と、審議会として認めたわけです。しかし、ルール通り調べて、その結果はどうだったのか(環境への影響は無いのか小さいのか大きいのか等)という記述がなく、いきなり「なお…」と注意事項のようなものが続いています。1段落抜け落ちているのではないかと思ってしまいます。

 私たちは電磁波問題を中心に指摘してきましたが、他の方々が意見書や「都民の意見を聴く会」を通して出された意見(資料2など)を通して、大気汚染など他の影響も小さくなさそうだと感じました。
 たとえば、地下駐車場からの排気の二酸化窒素濃度は0.057ppmで環境基準0.06ppmに迫る値となっています(環境影響評価書案102頁)。自動車がアイドリングをするなどの条件次第では、基準値を超えてしまいそうです。
 また、地下駐車場は北側へ排気することになっていますが、計画地北側は保育園も立地しています。
 墨田区や東武鉄道がやっていることだからと成り行きに任せるのではなく、おかしいことはおかしいと言っていくことが、ますます重要になると思います。

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2.ウェブサイトを更新しました
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[環境アセス]
1.で紹介した東京都環境影響評価審議会第二部会の配布資料をアップしました。


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新東京タワー(すみだタワー)を考える会
網代太郎
http://sumidatower.org
配信日時:2008年2月12日0時4分25秒
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